オーガニック=お肌にやさしい?の件
オーガニックとは有機農法を指す言葉で、植物を育てる際に化学肥料などを使用しないことです。
もともと植物は、虫や外部の菌類から自らの身を守るための天然の毒素をもっています。例えば、森林浴で心地よい気分にしてくれる「フィトンチッド」という芳香成分には実は強力な防虫作用を有しています。
このように植物には自身を守るための毒素が備わっているのですが、化学肥料を使用して害虫などをあらかじめ殺してしまうようにすると、毒素を増やして自分を守る必要がなくなるため、そういった天然の毒素があまり作られなくなります。つまり、オーガニック栽培した植物は化学肥料を用いたものよりむしろ天然の毒素の量は多くなります。また、この他にも植物には多様な成分が含まれており多様な作用を発現します。
コスメは自然の中に生えているものではなく、あくまでも人工的に作られた製品です。ですので、ハーブティーとしていただくときの身体への作用とコスメとしてお肌に塗布したときの作用は意味合いが違ってきます。
植物抽出エキス(例えば、カミツレエキスなどのこと)と呼ばれる「〇〇エキス」と成分表に記載されているものは、エタノールなどの溶剤によって溶かしているものがほとんどです。エタノール自体も皮膚に刺激があり、揮発することによってお肌を乾燥させます。
もっといってしまえば、植物由来の成分を中心に作られたコスメより、合成成分によって作られたコスメの方が安定性が高くお肌への刺激性は低いといえます。
敏感肌=オーガニックコスメのような方程式がありますが、オーガニックコスメを使用できるお肌はむしろ丈夫はお肌だといえます。
こちらは今使用している洗顔料です。ドクターハウシュカ「クレンズクリーム」
以前ブログに書いた「ユニークな泡立たない洗顔クリーム」シリーズです。
ジュリークにも同じような製品があるのですが、こちらの方がより粒子が細かく穏やかな使用感です。ゼラニウムの香りがほんのりとバスルームに広がります。
ジュリーク「ディリーエクスフォリエイティング」 (一応写真を載せておきます☺)
この泡立たない洗顔料でお手入れするとしっとり、もっちり肌が降臨です!
おまけに肌のキメが整い、大人世代のゆらぎ肌に対応してくれます。オーガニックコスメでエイジングケアをするのは難しいのですが、こちらは老いと戦える逸品です✨
オーガニックコスメを試すときは、お顔よりコスメの吸収率が低いボディから試してみることをおすすめします。
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