美容のための‟毛”のあれやこれや
皆さん こんにちは(^-^)
お教室で生徒さんから毛問題についてのご質問を多くいただくので、今回は毛の知識、キホンのキについて書いてみます。
毛は美容に欠かすことのできないもので、ヘアースタイルひとつが、その人の顔かたちを変えることも少なくない。
髪の毛の流れの美しさは肌のハリを補う意味もある。
例えば顔にたるみが起きてくると、トップにボリュームが欲しくなるのも、上向きのベクトルが必要になるからである。
また人は年齢を重ねるほどメイクが似合わなくなる。
メイクで華やかさやインパクトを出せなくなる分、髪型でそれを再現する必要があり、髪がメイクにとって変わる。
皮膚科学の見解では髪はアクセサリーとしての働きがあるといわれている。
<毛の成り立ち>
髪が美しく見えるかどうかは、皮膚の外に出ている毛の部分、すなわち毛幹の性質によって決まる。
一口にいって、皮膚の外に出た毛の部分(毛幹)は死んでいる。つまり外の環境や美容技術などで毛幹が傷つけられると、自分では修復できない。そのため毛幹の質の良さは外からの手入れによって大きく左右される。
それに対して皮膚の中にある毛根は毛包の中に保護されているため、外から害を受けることがない。毛根の根元には球状に膨らんでいる毛球があり、そこには毛の栄養、発育を主る血管や神経があるためバランスの良い生活をしていれば健康な毛根を養い育てることができる。
<毛の栄養>
毛の成分は硫黄を含むたんぱく質、つまりケラチンが主成分である。そのため動物性たんぱく質を摂取することが大切である。
その他には
♦角層をやわらかくして、毛の伸びを良くする・・・ビタミンA
♦毛の伸びを良くして、太さを増してくれる・・・ビタミンD
♦頭髪の色を良くて、光沢を与える・・・ヨード
などの栄養素が健康な毛根をつくりだしている。
<毛とホルモン>
毛とホルモンとの間には密接な関係がある。
男性ホルモンは、前頭から頭頂部にかけての頭髪を抜けやすくすると考えられており、逆に女性ホルモンは、前頭から頭頂部にかけての頭髪を抜けにくくするといわれている。
もうひとつ甲状腺ホルモンは頭髪に潤いと艶を与える働きがある。
先程述べたヨードはこの甲状腺ホルモンの原料として使われるのである。よく昆布やわかめのような海藻は頭髪のためによいといわれているのは、これらヨードを多く含んでいるからである。
眉毛の外側3分の1もまた甲状腺ホルモンが発育に関係している。そのため甲状腺ホルモンの働きが悪いと、眉毛の外側3分の1の部分が薄くなってくる。
ホルモンに影響されない毛もあり、それは眉毛の内側3分の2と睫毛である。
<毛の手入れ>
毛は死んでいる。死んでいるということは、それが自分で自分を丈夫にする力をもっていないことである。
ということは、外からの手入れによって毛を丈夫にして保護してやらなければ、美しい姿を保つことはできないということである。
丈夫な毛を保つためにはまず衛生にすることが重要である。これは毛と共に頭の地肌も綺麗にしておくということである。
長年の肌荒れの原因が頭皮の不衛生によるものだったという症例があるように、頭皮の状態は外見力にも影響を及ぼす。
頭は皮脂腺(皮脂をつくり出すもの)が多いのが特徴の1つである。
皮脂分泌は気温によって影響されて、気温が高くなると皮脂の分泌量は増加してくる。
年齢による皮脂腺の活動は、20歳~50歳まで一定の値で変動することはない。
こちらは夏用に衣替えしたヘアケア商品です。
左はジョンマスターオーガニック S&Mスキャルプシャンプー(スペアミント&メド―スウィート)
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私はこれを使い始めて脱毛数が減りましたよ☺
暑くなるこれからの季節におススメです❤
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