飲む日焼け止めは日焼けを防げるのか?
【飲む日焼け止めの効果・効能】
紫外線対策として「飲む日焼け止め」を飲めば、サンスクリーン剤を塗らなくても日焼けを防御できるのだろうか。
今現在、紫外線から皮膚を守る効果が科学的に証明された飲む日焼け止めはないといわれている。それが証拠にはアメリカ食品医薬品局(FDA)は、「飲む日焼け止め」のような錠剤やカプセルをサンスクリーン剤などの代替として使用するべきではない」と発表している。
紫外線を照射したとき「飲む日焼け止め」は実際にどれくらい効果があるのか。
ヒトを対象にした実験データーによると「飲む日焼け止め」を摂取した場合、サンスクリーン剤のSPFに換算するとSPF1.5ほどの効果があることが認められた。さらに1カ月間連続で摂取したところ、SPFの数値はあがらないことがわかった。
「飲む日焼け止め」は皮膚の日焼け(サンバーンやサンタン)を防ぐ効果はなく、塗る日焼け止めの代わりとなるものではないといえる。
「飲む日焼け止め」とよばれるサプリメントは、スペイン発祥でシダ植物やローズマリー抽出物の抗酸化成分を主成分としている。そのため乾燥から皮膚を守り潤いを与える、メラニンの生成を抑制するなど紫外線によって受ける皮膚ダメージを軽減する作用があることが認められている。
紫外線による皮膚の劣化を防ぐためには、塗る日焼け止めで紫外線の光を防御することに加えて、サプリメントの抗酸化成分で身体の内側からサポートすることでより効果を発揮するといえる。
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