冬の養生 始めました。

今回は、漢方理論における冬の養生法について書いてみます。


冬の養生の原則は「腎」を衰えさせないように注意することです。

ここでいう「腎」とは、具体的な臓器の腎臓のことではなく、体内で起こっている生理機能をあらわしたものをいいます。

即ち、解剖学的に存在する臓器とイコールの存在ではなく、もっと広い範囲の組織器官の働きを包括するものになります。腎の機能を解り易くするため現代医学的に解釈すると、生命維持機能・内分泌系・泌尿生殖器系・神経系となります。


漢方では、腎は寒い時期に弱まるといわれており、寒さが厳しくなるこれからの時期は、身体を温め、腎を補養する食材を意識的に摂取することが大切になります。

ちなみに身体を温めてくれる食材は根菜類やスパイス、辛味野菜などで、腎を補う食材は、黒い食材(黒きくらげ、黒胡麻、黒米、ひじき、昆布、椎茸、黒砂糖など)です。

また、腎は先程述べたように、内分泌系や生殖器系の働きを主りますので、老化と深い関わりがあります。エイジングケアをされたい方は日ごろから腎を補う食材を積極的に摂取するといいです。

これは私の個人的な養生法ですが、これに滋養強壮効果のある食材をプラスしてあげるとエイジングケアが増強されます。

人のからだは約3ヶ月ですべてつくりかえられますので、今の食生活が3ヶ月後のご自身の体調を左右します。

こちらは、私がここ3年ほど冬の養生のために秋口から冬の終わりまで飲んでいる日本堂の「源生寿」というエキス剤です。

霊芝、クマ笹、担子菌エキスがバランスよく配合されています。

今まで様々な保健機能食品をいただいてきましたが、霊芝は滋養強壮、抗老化作用の効果を強く感じられた食薬のひとつです。(今のところベスト3に入ります!)

霊芝を初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんので一応、、、写真のパッケージにプリントされているキノコのことです。

通常は、毎晩10mlを水で薄めていただくのですが、私は不定愁訴が特になく、あくまでも予防のためなので、3mlほどを水で薄めていただいています。

かなり苦味のあるお味ですが、これがまた効いている感があります(#^.^#)


生殖能力減退、ホルモンバランスの乱れ、免疫力低下、脚・腰がだるい、めまい、記憶力減退、髪の劣化、肌のくすみ、骨や歯の劣化、排尿障害、むくみなどのトラブルがある方は「腎」が弱っている可能性があります。

エイジングケアも兼ねて腎を補養してあげることをおすすめします★

Botanical Muse

貴方だけの綺麗のたしなみを身につけ、美的なものを楽しむことを知っている人になりましょう。

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