勇敢な人は、なぜあの日も、あの時も美人なのか？

大人世代の女性は結婚や出産、社会的立場の変化に伴って生活リズムも日々変わっていきます。またそれと同時に身体ではホルモンバランスの変化も始まります。

これらの影響が徐々に外見に現れ始めるのもちょうどこの大人世代です。

心身共に変化が多い大人世代はそれなりにこころを曇らせることがあったりもします。大人の悩みって若いころとは違って人に言えないほど深いものだったりするからストレスが長期化するのも事実です。

東洋医学では長期化したストレス状態は、「身体に熱がこもる」といわれています。

主な症状は･･･寝つきが悪い、夢をよくみる、イライラ、怒りっぽい、暴飲暴食、目の充血、頭痛、眩暈、口渇、舌が赤い、皮膚炎など

女性は感情が外見に形状記憶される生き物。イライラしてたらご不満顔に簡単になりますし、体重の変動も激しくなります。メンタリティが外見に浮き彫りになると、時に人を遠ざけます。

この見た目偏差値に影を落とす「こもり熱」を冷ます作用があるのが「血」というものです。

血は血脈中を流れる赤い液体であり、人体を構成し、生命活動を維持する基本物質です。

血の作用は、全身を栄養し潤すことです。また、精神活動を維持する働きもあります。

ストレスに対する適応力が高く勇敢な人はこの血が体内に満ち溢れています。いつ見ても美人な人とそうではない人の明暗を大きく分けるのは血の量です。そして血には、あのように涼しげな佇まいは当然幸せなうえに成り立っているものだと思わせるオーラを放つ力があります。

容姿端麗というステージから降りたくない女性は、血を積極的に補う必要があります。

こちらはおすすめの食薬(食材でありながら効能を持ち、生薬としても用いられるもの)です。

ハーブ名：棗(なつめ)

生薬名：大棗(たいそう)

効能：補中益気・養血安神・緩和薬性

心身をクールダウンさせ精神を安定させるほかに肌や髪に潤いと光沢を与える作用もあります。「血」と一緒に「気」(エネルギー)も補えるので、なかなかの破壊力があります。

鍋で砂糖、洋酒と一緒に20～30分煮詰めているので、やわらかく、ほのかに甘くて美味しいですよ(^_^)